犬が病気になった時、飼い主さんは
「愛犬には適切な処置をしてほしい」
「病気を早く治して回復に向かわせたい」
とは思っていても専門的な知識や技術がないので

・今やってもらっている処置が本当に適切なのか
・別の病院に変えたほうがいいのだろうか

こういった気持ちの迷いが生まれ、困ることがあるでしょう。

そこで飼い主さんが動物病院を選ぶ際に見るべきポイントをまとめてみました。

 

どういった動物病院を候補にするか選別する

動物病院に行く犬

良い動物病院を探そうとするほど、たくさんの病院がありどこが良いのかがわからなくなってしまいがちです。
たいせつな命を預けるので慎重に選びたいのは当然です。

 

動物病院を探すタイミングは犬が病気になってからでは遅すぎます。
犬を迎えたその日から候補をいくつかピックアップしておくことが重要です。

自宅からの距離でえらぶ

家からどれだけ遅くても30分以内で着くところをすすめます
体調が悪くつらいとき、長時間の移動するのは犬にストレスをあたえたり余計に苦しめてしまいます。

 

また、緊急のときにも欠かせません。
痙攣していたり玉ねぎやチョコレートやおもちゃなどを誤飲したときは早急に対応しなければいけません。

 

時間がかかると手遅れになるおそれがあります。自宅からの距離や交通の便のよさは重要です。

夜間診療・緊急診療を受け付けているか

緊急の事態は夜に起こることもあります。
夜中の0時や1時になって痙攣を起こしたり、なにかを誤飲したりすることもあります。

 

大型犬に起こりがちな胃捻転は夜中に多発します。
胃捻転は発症してから治療まで1分1秒の差で命が救われたり失われたりと明暗が分かれます。

 

対応してもらえないと間に合わなかったり、苦しい思いをさせてしまいます。
かかりつけの病院で「夜中に胃捻転になった時の対応はしていますか?」と聞いておくと安心です。

 

私がいくつかの病院に問い合わせて分かったことは
何度か利用してくれている飼い主さんには、夜間対応の専門ダイヤル番号を伝えている病院が多かったです

 

こういった病院に夜中に診てもらおうと通常の電話番号にかけると、営業終了のアナウンスが流れて対応してもらえません。
なので、あらかじめ専用ダイヤルの番号を知っておくのは大きなメリットです

 

新規の飼い主さんでも対応してくれる病院もありますが、そういった時は以下の事を慌てず伝えることがたいせつです。

犬種・年齢

服用している薬

かかりつけの動物病院
動物病院に到着するまでの時間

飼い主さんに繋がる電話番号

夜間や緊急のときに診療をおこなってくれる動物病院を必ず見つけておきましょう

口コミをチェックしておく

散歩仲間がいるならどこの病院がおすすめか聞いてみるとよいでしょう。
ネットで口コミを検索してみるのも参考になります。

クチコミについてはこちらの記事もぜひ参考にしてください。

 

「料金が安い」「待ち時間が短い」というだけで決めてしまうのはよくありません。
都合はよいかもしれませんが適切な治療をおこなっているかどうかはわからないからです。

 

「獣医師さんの治療・診察が良いこと」「スタッフの対応が良いこと」についてふれている口コミが多くあれば、行ってみる価値はあるでしょう。

実際に動物病院に行ってみて見るべきポイント

犬がケガや病気になったら動物病院とは長い付き合いになります。
初めてお世話になるときはあなたや愛犬に合うかしっかり見てみましょう。

待合室にいる他の飼い主さんを見る

腕が良くて人柄の良い動物病院は特に混んでいます。
待ち時間が1時間であったり2時間だったりします。

 

混んでいる動物病院の待合室にいる飼い主さんたちを見て、誰もイライラしている様子がなければかなり「当たり」の動物病院です。

 

混んでいる理由はいろいろありますが、一番の理由は一頭の犬にかかる診察時間が長引き、待ち時間が長くなることもあります。
待っている他の飼い主さんたちも、先生の診察の丁寧さを知っているので誰も文句を言いませんしイライラもしていません。

 

ただ「料金が安いだけ」の動物病院も混み合いますが、そういった動物病院は安いだけで腕が悪かったら後で高くついて後悔することになります。

 

スタッフさんの対応を見る

犬を治療するときは獣医師さん一人ですべておこなうわけではありません。

 

スタッフも関わることがあるでしょう。
なので、スタッフをしっかり教育しているかどうかは大事です。

 

質問をしたときこの治療はどのようなものか、何をするのかを説明できるスタッフがいると安心です。
飼い主さんが動物病院に対して求めているのは治療だけではなく「安心感」です

 

正しい情報、分かりやすい説明、飼い主さんが言葉に表せない心の中の声をどれだけ理解しようとしたのか。
そういったところも動物病院を選ぶヒントになります。

獣医師の説明に対して理解できたか

専門用語ばかり使われたりサッサと終わらせようとしていたり、飼い主さんが何もわからないまま治療がすすむのはとてもおそろしいことです。

 

飼い主さんの疑問や不安を解決し、理解したうえで治療がすすめられたかどうかが最重要です

 

また、なかには触診や検査をせず注射をしたり薬をあたえるところもあります。
もちろんこういった獣医師はおすすめしません。

ポイント
・わかりやすい、丁寧な説明を十分にしてくれる

・質問をしやすい雰囲気であること

・疑問や不安を解決してくれる

・触診や検査をしっかりおこなう

セカンドオピニオンも確認しておく

セカンドオピニオンというと「かかりつけの病院とは別の病院」と思われがちです。
A動物病院が主治医で、B動物病院がセカンドオピニオンというのは間違いです。

 

かかりつけの主治医に黙って他の動物病院に行くのはセカンドオピニオンではなく転院ということです。
セカンドオピニオンとは正しくは、A動物病院とB動物病院が連携していなければいけません。

 

つまり、A動物病院と連携しているより専門性の高い医療を提供している病院がセカンドオピニオンになります
専門性が高い高度医療を提供している大学病院などがセカンドオピニオンに当たります。

動物の大学病院はかかりつけの主治医からの紹介が無いと治療してもらえません。
医療費も高額になります。

 

動物病院のホームページに
大学病院や専門病院等の高度医療施設と連携をとり医療の展開に努めます】といったような記載があればセカンドオピニオンを紹介してもらえます。

 

セカンドオピニオンは、かかりつけの病院と連携しているので過去の検査データや治療した内容、処方した薬の種類などの情報を提供してもらっています。

かかりつけの病院に黙って他の病院に転院というと、また1から検査やら問診やらをしなければいけないので、メリットよりもデメリットのほうが多くなる場合があります

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