犬は年を重ねるとだんだん口臭が強くなってきます。
大型犬は口が大きいのであくびをした時に気が付きます。
ベリーも口臭があったので1年ほど前から納豆を与えていました。
少量でしたが納豆を与え続けているうちに気が付いたら口臭がなくなり、歯の汚れもキレイになくなっていました。
犬の口臭を犬に納豆を与える「ひきわり・トッピング・少量」
納豆は犬にとって無害なのでどんどん与えても大丈夫です。
口臭を消す目的なら少量で充分
ベリーの場合は単純に「口臭を無くしたい」だけだったので量は少しだけにしました。
大型犬で1パックの1/3の量で充分です。
どんなに身体に良いものでも、納豆は薬ではないので1回や2回では効果がありません。
それよりも毎日の積み重ねの方が大切です。
大豆の形がある納豆よりもひきわり納豆のほうが効果が大きい
大豆の形が残ってる通常の納豆よりもひきわり納豆はネバネバが強いので、犬の口の中に留まる時間も長いんじゃないのか?と思い、私はひきわり納豆を与えていました。
納豆菌が犬の口の中に長く留まることによって、口の中にある雑菌を死滅させ口臭が消えていきます。
納豆菌はとても強い菌で、醬油や味噌を作ってる蔵やパン屋さんでは「麴菌がしんでしまうので納豆菌を持ち込むな」と言われるほどです。
納豆菌の強さは犬の胃酸にも強く死滅しないので大腸までしっかり届きます。
納豆菌が大腸に届くと善玉菌が増え、悪玉菌とバランスよく共存できるようになります。
口臭の原因は口腔内だけではなく胃腸が原因だったりするので、胃腸を健康にすることが口臭予防にも繋がります。
犬の歯磨きをしてるのに口臭が強い時は、胃腸の不調が原因だったりもします。
納豆は口腔内と胃腸の両方の健康に非常に効果が高い食品です。
犬の食糞を止めさせるにも納豆は有効
本来食べた栄養分は体内で消化され吸収されます。残ったカスだけが便として排泄されます。
犬が食糞をする理由はいくつかありますが、主な理由は食べたものがきちんと消化吸収されないで便に栄養が残ったまま排泄されるからです。
消化と吸収がうまく機能せず排泄されると、嗅覚が鋭い犬は栄養分が残っている便を食べ物だと思い食べてしまいます。
食べているフードが犬に合わなかったり、油分が多いあるいは酸化して古くなったりすると消化不良をおこします。
納豆のなかにあるナットウキナーゼは食べたものを消化して吸収する働きをします。
犬は自分の体調不良を訴えることができません。
飼い主さんが犬の異常行動を見て「何かがおかしい」と気づき治してあげるしかありません。
口臭も食糞も突き詰めていくと犬の身体の中で起こっている「異常のサイン」です。
犬に納豆を与える事によって少しでも口臭の改善が出来たらと思います。
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