愛犬にもっと健康になってほしい、病気になるのを防ぎたい・・・と思う飼い主さんにお薦めできる食材の一つに「キノコ類」があります。

 

キノコ類は免疫力を高めたり抗がん作用があるので、犬に積極的に与えたい食材です。

犬の健康維持におすすめのキノコの種類TOP3

きのこを食べる犬

キノコ類にはたくさんの種類があります。
キノコはそれぞれに変わった成分をもっていたり、多様の特徴があります。

そのなかで特に犬にあたえたいキノコは次の3種類です。

犬にお薦めのキノコ
まいたけ
まいたけはβーグルカンの量がキノコ類のなかで圧倒的。
免疫細胞を強化して、病気やガンから守ってくれます。

他にも、まいたけは漢方薬として血圧や血糖値を下げる効果があります
犬にとって必要な栄養成分がたっぷり含まれています。

えのきだけ
キノコ類のなかで、えのきだけは疲労回復・発育を助けるビタミンB1がより多く含まれています。
また、気持ちを落ち着かせてくれ、ストレスを和らげる「GABA」もあり体だけでなく心の健康にも役立ちます。
えのきだけには犬の老化を早める活性酸素を除去する抗酸化作用があり、生活習慣病の予防も期待できます
しいたけ
しいたけだけに含まれる「レンチナン」はβーグルカンと同じく、犬の免疫力を高めてウイルス性の病気に負けない身体をつくります。
グルタミン酸なども豊富に含まれておりアンモニアの解毒作用などデトックス効果が大きいのも、しいたけの特徴です。

犬にキノコを与える時に気を付けたいこと

キノコ類は生のままで犬に与える事はできません

炒めるのも油分をとりすぎたり、必要な栄養素をこわしてしまう可能性があるのでおすすめしません。

キノコには食物繊維が多く含まれているので、一度にたくさんの量を与えると下痢をしたりお腹をこわしてしまいます。

少量でも栄養がしっかり摂れるのでメインにするよりはトッピングとして取りいれるほうが安心です

キノコをあたえるときは、以下の手順にしたがって調理すると良いでしょう。

1 キノコを細かくきざむ

犬はキノコなどやわらかいものを嚙み砕くことが苦手です。

そのまま飲み込むことが多いので、あまりに大きいと消化不良を起こしたり下痢を起こしたりします。

または排泄のときにそのまま出てきてしまいます。

ペースト状にするか、みじん切りぐらいに細かく切りましょう

 

2 鍋にキノコをいれてゆでる

ひたひたになるまで、水を注いで火をかけます。

キノコに火が通ったら、火を止めて冷まします。

キノコのなかにあるビタミン類は水に溶けやすいので、必要な栄養分がゆで汁に流れています。

ドッグフードにキノコをトッピングするときは、キノコと一緒にゆで汁をつかってドッグフードをふやかしてあげましょう。

キノコを食べて健康長寿!犬にキノコを与えるメリット

キノコ類には犬の健康のためにとりたい成分がたくさんあります。

ビタミンB類、ビタミンD、ミネラル、βーグルカンのほか食物繊維が豊富という特徴も持っています。

 

ビタミンB類で疲労回復・成長促進

キノコ類には、ビタミンB群が豊富に含まれています。

ビタミンB1は炭水化物の代謝を助け、エネルギーをつくり出す働きをし「疲労回復のビタミン」と呼ばれています。

 

ビタミンB2は「発育のビタミン」。とくに、脂質を燃焼させてエネルギー代謝や細胞の新陳代謝を促してくれます。ビタミンB2をしっかり摂ることで、皮膚病の予防につながったり、粘膜や皮膚をキレイに保つことができます。

 

ビタミンB9(葉酸)は、神経系や、赤血球をつくりだす成分。
神経系の障害や、貧血予防に効果的です

 

β-グルカンで免疫力アップ・抗がん作用

β-グルカンは、マクロファージやナチュラルキラー細胞、白血球など、ウィルスや菌を攻撃する細胞たちを活発化させる働きがあります。

ウイルス性の病気のほか、アレルギーへの対抗力も強めてくれます。

 

がん細胞への攻撃力も高まるので、がんを抑制する効果もあります。
βーグルカンは大麦やパーツ麦などにも含まれていますが、とくにキノコ類には豊富に含まれています

 

犬の病気やがんを予防したいなら積極的にとるべき成分ですね。

 

骨や体を丈夫にするビタミンD

ビタミンDはカルシウムの吸収を助けるので、犬の骨や歯を丈夫にしたり発育を促す働きがあります。
近年では、ビタミンB3が細胞に抗菌物質を分泌することがわかっており、免疫力が高まる効果も期待できます。

 

生のキノコには「エルゴステロール」という成分が含まれていて、このエルゴステロールが日光に当たることで「ビタミンD」がつくられます。

 

なので、ビタミンDを摂取するためには生のキノコを日光で干してから愛犬にあたえましょう。

 

カリウムのデトックス効果

体づくり、健康に欠かせないミネラル類。そのなかで、キノコ類には「カリウム」が多く含まれています。

カリウムは、体内の余計な水分や塩分、老廃物、毒素を排出する働きがあります。
また、筋肉の収縮にも関わっており体の正常な働きを助けてくれます。

 

きのこは食物繊維が豊富

食物繊維はお通じをよくしたり肥満や高血圧を予防したりとさまざまな働きをする成分です。

 

飲み込んでもほとんど消化されず腸内に届き、不要な物質や老廃物を外へ排出する働きをもっています。
便秘ぎみの犬におすすめです。

 

また、ほとんど消化されないので満腹感を長い時間得られます。
食べすぎを抑えられるうえ、キノコ類は低カロリーなのでダイエット食にも最適です。

まとめ

ビタミンやミネラル、βーグルカン、うれしい成分が豊富なキノコ類。

とくに、おすすめのきのこは3つ。

・免疫力を高めるβーグルカンが多量の「まいたけ」

・ビタミンB1、GABAも含む「えのきだけ」

・レンチナンなど豊富な栄養分をもつ「しいたけ」

きのこをあたえる時はよく切りきざんで、茹でてから茹で汁ときのこをご飯にトッピングします。

愛犬に強く元気に過ごしてもらうためにあげすぎないこと、生であげないことなどに注意して与えましょう。

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