犬は甘い物が大好きです。

なかでもサツマイモは食べ応えもあり、品種によっては果物よりも糖度が高いのでオヤツの代わりになります。

サツマイモを与える時に気になるのは「糖分が多いので太るんじゃないか・・・」「食物繊維が多く消化に悪そう」と心配になる事です。

サツマイモは便通を良くしたり、免疫力を高める効果があります。
免疫力が高くなると健康維持できます。

サツマイモは犬の身体を丈夫にするためにも優秀な食材です。

サツマイモは血糖値を急激に上げないから太らない

さつまいもを食べる犬

サツマイモの糖分は砂糖の甘さではなく、食材がもともと持っている糖分なので食べたとしてもそう簡単に太る事はありません

サツマイモは実際に糖分が多いですが、血糖値を緩やかに上昇させる低GI食品です
(GIとは、その食材を食べた時に血糖値がどのくらい上がるかをブドウ糖を基準値100として相対的な数値で表したもの)

GI値が低い食品は消化吸収がゆっくり行われるので、血糖値が上がりにくく栄養を溜め込まないので太りにくいです
そういった点でサツマイモは比較的太りにくい食材です。

ベリーはサツマイモが大好きでたくさん食べていますが体調が悪くなったり、太ってきたという事はありません。

注意点として、さつまいもをじっくり低温加熱させた焼き芋のGI値は90~100に一気に跳ね上がります

お薦めの調理法は圧力鍋で一気に過熱調理する(蒸す)方法です
この方法はさつまいものGI値を上げないので太る事はありません。

 

 

高GIの食品 低GIの食品
トウモロコシ GI値 75 さつまいも GI値 55
うどん  GI値 85
春雨  GI値 32
白米  GI値 84 玄米  GI値 56
かぼちゃ GI値 65 そば GI値 54
じゃがいも GI値 90 お粥 GI値 57
食パン GI値 95 ライ麦 GI値 58

サツマイモのは身体と心に良い影響を与える

薬膳ではサツマイモを蒸して食べることで胃腸(消化器系)に活力を与える効果があります。
サツマイモには動物が生まれながらに持っている生命力を養う働きがあります。

犬の元気がない時やストレスが原因で食欲不振、下痢の時など気持ちの面で体調を崩している時にサツマイモを蒸して柔らかくして与えてあげましょう。

犬も人間と同じで、おいしいものを食べる事で元気を取り戻し幸福感を得ることができて、心に良い影響を与えます

サツマイモは健康維持のための栄養もたっぷり

サツマイモには多くのビタミン類が含まれており、犬の健康維持には欠かせません。

さつまいもに期待できる3つの効果・効能
高血圧・むくみ防止
さつまいもにはカリウムが豊富に含まれており体内の余分な塩分を排出する働きがあります。

免疫力強化

ビタミンCは免疫力を強化し白血球を活発にさせます
犬は体内でビタミンCを生成することができます。
それでも、ストレスや有害物質で体内のビタミンCは消費されるので足りなくなる分を補給します。

ガン予防
さつまいもに含まれている食物繊維は、便が腸の中に滞留する時間を短くする効果があります。
滞留時間が短くなることによって大腸がんの発生リスクを抑える事ができます。

その他、さつまいものビタミン類は病原菌の侵入を防いだり鼻や口の粘膜を強化してくれます

犬にお薦めのサツマイモの品種

さつまいもを食べる時、人間はよく噛んで食べますが犬は噛まずに飲み込んでしまいます。

繊維がしっかりした種類のさつまいもや、調理法によって消化せず排せつ物にそのままの形で出てくることがあります。

さつまいもは多く品種改良されており、種類がたくさんあります。
犬の身体に合ったさつまいもを選ぶことも重要です。

犬にお薦めのさつまいも
紅はるか
糖度が高くねっとり系 生芋の状態で糖度が40度前後、焼きいもにすると糖度が50~60度とかなり甘くなります。
甘さのもとは麦芽糖で自然な甘さが魅力です。

安納芋
蜜の多さはさつまいもの種類の中ではダントツです。優しい甘さはそのままスイーツにもなります。
他のさつまいもと違い、βカロチンも豊富で目の健康にもお薦めです。

紫芋

身の部分が紫色になっているのが特徴です。焼いても蒸しても柔らかくなるので、消化に心配のある犬にお薦めです。
紫色はアントシアニンと呼ばれるポリフェノールの一種で、他のさつまいもには無い強力な抗酸化作用があるので老化防止のためにも積極的に与えると良いです。

以上のさつまいもは、水分を多く含んでいるのでねっとりした食感で犬が食べやすく便の調子も良くなります。

反対に、鳴門金時や紅さつまのようなホクホクしたさつまいもは消化されずにそのままの形で便に残って出てきます

ホクホクしたさつまいもを与えるときは潰してあげると犬が食べやすくなりますし、消化が良くなります。

さつまいもを与えてはいけない犬

さつまいもは健康維持の食材として優秀ですが、その栄養で身体に悪影響を及ぼしてしまうことがあります。

さつまいもを与えない方がいい犬
腎臓病の犬
さつまいもにはカリウムが多く含まれています。

カリウムは腎臓からナトリウムといっしょに排泄されますが、腎臓病を患っている犬はカリウムが体に溜まりやすくなります。

その結果、低血圧や不整脈などの心臓疾患にかかりやすくなります

尿路結石の犬
さつまいもにはシュウ酸が含まれています。シュウ酸がカルシウムと結合することで尿路結石を悪化させます。

特に皮の部分にシュウ酸が多いので、もし犬に与える時は皮をむいてあげると良いです

 

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